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『柘榴坂の仇討』

Introduction

■主君・井伊直弼を失い、敵を探し続ける男。大老暗殺後、身を隠し孤独に耐える男。江戸から明治へ激変する時代のなか、13年後、二人を待ち受ける運命とは!? 浅田文学の最高峰、完全映画化!

作家の浅田次郎が2004年に発表した短編集「五郎治殿御始末」に収められている一編を、浅田原作の「壬生義士伝」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した中井貴一の主演で映画化。監督は「ホワイトアウト」「沈まぬ太陽」の若松節朗。

★第27回日刊スポーツ映画大賞
★第10回おおさかフィルムフェスティバル<2014年度ベストテン-第8位><新人女優賞-真飛聖>
★平成26年度芸術祭選奨文部科学大臣賞<映画部門-小野寺修>

Storty

安政七年(1860年)。彦根藩士・志村金吾(中井貴一)は、時の大老・井伊直弼(中村吉右衛門)に仕えていたが、雪の降る桜田門外で水戸浪士たちに襲われ、眼の前で主君を失ってしまう。両親は自害し、妻セツ(広末涼子)は酌婦に身をやつすも、金吾は切腹も許されず、仇を追い続ける。時は移り、彦根藩もすでに無い13年後の明治六年(1873年)、ついに金吾は最後の仇・佐橋十兵衛(阿部寛)を探し出す。しかし皮肉にもその日、新政府は「仇討禁止令」を布告していた。「直吉」と名を変えた十兵衛が引く人力車は、金吾を乗せ柘榴坂に向かう。そして運命の二人は13年の時を越え、ついに刀を交えるが……。

Cast

中井貴一 阿部寛 広末涼子 髙嶋政宏 真飛聖 藤竜也 / 中村吉右衛門

Staff

監督: 若松節朗
原作者: 浅田次郎
脚本: 高松宏伸 飯田健三郎 長谷川康夫
音楽: 久石譲
※弊社クロスメディア代表の佐倉寛二郎がプロデューサーとして関わっている作品です。

2014年製作/119分/日本
配給:松竹

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